診断機能およびリコンディション機能が付いたオート・バッテリーチャージャーです。
8つのステップで充電し、バッテリーを最良の状態にして、キープします。
電圧をコントロールし、必要な時はパルス波でバッテリーの極板の状態を改善するように充電します。
充電が終われば自動的に監視モードになり、自己放電やセキュリティなどで電圧が下がってくると充電が自動で始まります。
特に冬季はバッテリーが劣化しやすく、一度完全放電させて放置してしまうといくら充電してもセルが廻るまでには回復は困難です。
このチャージャーをつなぎっ放しにしておけば、バッテリーをいつでも良いコンディションにキープする為、長期間使用可能になるので結局お得になり、乗りたい時にエンジンがかからないという事もなくなります。
多少劣化したバッテリーもリコンディションで可能な限り復旧させます。
通常バッテリー、AGMバッテリー、小型バイク用バッテリーを選択できます。
通常の充電の他に、モードボタンでリコンディションというモードを選択できます。過放電状態のバッテリーなどに使用します。通常のバッテリーも1年に1回くらい実施が推奨されています。
充電をスタートさせると、以下の8つのステップでバッテリーの状態を最良にしていきます。
(1)デ・サルフェーション
極板にサルフェーションが付着している時は充電しても十分には充電されません。
そこで、パルス波で充電を行い、サルフェーションの除去を試みます。
(2)ソフト・スタート
バッテリーへの過負荷を避けるために徐々に電圧を上げ(12.6Vまで)一定電流で充電します。
(3)バルク充電
14.4V / 4.3A (小型バイク用は0.8A)で充電します。急いでいる場合は、この充電が終われば使用可能です。
(4)追加充電モード
最後まで大電流で充電するとバッテリーに余計な負荷がかかるので、徐々に電流を落としながら100%に近くなるまで充電します。
(5)診断モード
復旧できないサルフェーションが付いているなどコンディションの良くないバッテリーを診断で検出します。
(6)リコンディション・モード
リコンディションを選んでスタートした場合はここで劣化したバッテリーの状態を良くする処理を行います。
15.8Vとやや高めの電圧で低電流で充電します。
(7)フロートモード
電圧を13.6Vまで下げて100%の状態をキープするモードに入ります。
バッテリーの電圧を監視し下がれば充電を始めます。
(8)パルス・モード
フロートモードに入ってから10日経過するとこのモードに入り、さらに電圧を下げて監視を行い、
電圧が下がるとチャージしその後停止するというパルス動作を行います。
バッテリーはいつも95%~100%の状態をキープします。
充電後にバッテリーのテストを行う事が出来、状態を診断可能です。
オートモード付のチャージャーでは低すぎる電圧のバッテリーには充電できない物もありますが、このチャージャーは2Vあれば充電がスタートします。
充電時にはどの状態まで進んでいるのかをLEDで確認できます。
チャージャーの接続と切り離しがワンタッチでできるワンタッチ・ハーネスケーブルおよびワニ口ハーネスが付属しています。
日本語説明書付き
バッテリーはハーレーのAGMバッテリーの他、通常の鉛バッテリーにも使用できるので、自動車やバイクなどの充電に活躍します。
5年間のメーカー保証付きなので安心です。
動作電圧:AC100~120V (50/60Hz)
定格出力電流 : Max 4.3 A
推奨バッテリー容量:1.2AH~160AH
使用可能温度範囲 : -20℃~50℃