ZARDマフラーの魅力|イタリアの造形美と技術が生む、愛車だけのサウンド

ZARDマフラーの魅力|イタリアの造形美と技術が生む、愛車だけのサウンド

愛車の姿も、響きも、自分の好みへ。
メーカー提供写真でたどる、ZARDのものづくり。

金属の質感とロゴが浮かび上がる、ZARDマフラーのディテール。

バイクを降りて、ヘルメットを脱ぐ。そのまま歩き出す前に、もう一度だけ愛車を振り返りたくなる。

マフラーを選ぶとき、思い描くのはそんな瞬間かもしれません。車体に美しく収まるシルエット。近づいて眺めたくなる金属の表情。そして、エンジンの個性を感じさせる音。目にも耳にも、自分の好みが通った一台に仕上げたい。

その願いに向き合うイタリアのエキゾーストメーカーが、ZARD(ザード)です。デザイン、開発、製造の背景を知ると、装着写真の見え方も少し変わります。今回はメーカー提供の写真と公式資料から、ZARDを愛車に選びたくなる理由をご紹介します。

ZARD「SP」装着例。車体全体のシルエットと、マフラーの収まりに注目。

イタリアのものづくりを、愛車の一部に

ZARDは2005年に誕生した、イタリアの二輪用エキゾーストブランド。自動車分野で培われたG.P. Tecnicaの技術的な背景を持ち、現在はイタリア・バルディキエーリ・ダスティの拠点で、設計・開発・製造に取り組んでいます。

魅力は、完成品の形だけにとどまりません。デザイナーが描く線、研究開発での検証、素材を加工する設備、職人が仕上げる手仕事。そのつながりが、一つのマフラーをつくっています。

愛車に付けるパーツだからこそ、どんな姿になるかに加え、どのようにつくられたかも知って選ぶ。ZARDは、そんな選び方を楽しめるブランドです。

イタリアンデザインの魅力は、車体と調和する個性

マフラーは、車体の横顔や後ろ姿を大きく左右するパーツです。単体では魅力的でも、装着したときの長さや太さ、角度が、自分の好みに合うとは限りません。

ZARDのデザイン部門「Centro Stile」が重視するのは、車両が持つ個性と、エキゾースト自身の個性の両立。トライアンフ、ドゥカティ、BMW。それぞれの車体の比率や造形を読み取り、形状や細部を検討します。

紙に描く線から、車体と調和する造形へ。デザインを検討する現場。

プロジェクトの出発点には、紙に描くスケッチがあります。アルファロメオのデザイン部門で経験を積んだGiuseppe Armano氏らが携わり、線の美しさと機能を一緒に考えながら、形を詰めていきます。

例えば、クラシックなタンクやシートに沿う、落ち着いたラインを選ぶ。あるいは、エンド部分に異素材を加え、スポーティーな表情をつくる。写真を見るときは、マフラーのアップに続いて、車体全体にも目を向けてみてください。「この形が好き」が、「この姿の愛車に乗りたい」へ変わる一本を探す楽しさがあります。

美しい形を、技術で成立させる

ZARDでは、研究開発部門、デザイン部門、技術部門が連携。3Dスキャンやリバースエンジニアリングを活用し、試作と検証を重ねています。音響特性、排気の流れ、強度など、見た目の外側にある要素にも開発の手が入ります。

車両に装着する製品では、外から見える形と、エンジンにつながる機能の両方が関わります。造形を考え、試作品をつくり、結果を確かめて修正する。その往復があるからこそ、デザインを製品へと進められます。

購入時には完成した一本を目にしますが、その背景には試作と検証の時間があります。ZARDの技術力を知るうえで、注目したい部分です。

品質を支えるのは、素材・加工・職人の手

マフラーは熱や振動にさらされる部品。ZARDは、ステンレスやチタン、カーボンなどを製品の設計に応じて使い分けています。素材名だけで一律に優劣を決めるのではなく、重量、質感、構成まで含めて選べることも魅力です。

例えばカーボンは、エンドキャップやヒートシールドなどに採用されます。独特の織り目によるスポーティーな見た目に加え、メーカーは軽さや断熱性なども採用理由として説明しています。素材の表情と役割を知ると、細部を見る楽しさが増してきます。

設備の精度と、職人の手による仕上げ。その両方が一本をつくる。

製造では、レーザーカット、曲げ、ロール加工などの設備と、職人の手仕事を組み合わせます。ZARDはロボット溶接の設備を持ちながら、熟練した手による溶接も大切にしています。写真に写るのは、治具に固定したパイプへ向き合い、溶接を進める職人の姿です。

寸法を確かめる道具と、加工を支える治具。ものづくりの細部にも目を向けたい。

さらにメーカーは、設計から最終検査までの工程を管理し、記録・追跡できる体制を説明しています。素材を選ぶこと、正確に加工すること、つなぎ合わせること、確かめること。その積み重ねが、ZARDのものづくりを支えています。

装着後は見えにくくなる部分にも、つくる人の仕事がある。そうした背景まで含めて選んだパーツには、眺めるたびに思い出せる魅力が残ります。

深く、表情豊かに。音まで設計するZARD

見た目とともに、マフラーを選ぶ大きな理由になるのがサウンドです。低い回転での響きも、回転が上がるにつれて変わる表情も、自分の好みに合う音を選びたいものです。

ZARDは、デザイン・性能・サウンドを、開発の初めから一緒に考えると説明しています。目指しているのは、車両のキャラクターに合う、深みとバランスを備えた、ZARDらしい音。音量に加えて、どのような響きを生むかを追求しています。

つくって終わりではなく、試験で確かめ、磨き込む。開発を支える試験現場。

そのために、台上試験での確認に加え、騒音測定や実走での検証を行い、音響特性と性能を磨いていきます。性能面でも、最高出力の数値だけでなく、出力のつながりやエンジンの応答を開発の対象としています。

今回紹介するスピードツイン1200用「SP」「CONICAL」について、メーカーは深みのある排気音を特徴に挙げています。気になる製品があれば、ぜひ公式の音源も確認してみてください。見た目で惹かれた一本を、音でも好きになれるか。そこまで確かめる時間も、マフラー選びの楽しみです。

ZARD公式サイトで車種別のサウンド紹介を見る

音色は車種や製品仕様、触媒・パイプの構成によって変わります。動画は録音環境や再生機器でも聞こえ方が変わるため、音色を知る参考としてご覧ください。

あなたの好みは?スピードツイン1200用の2つの表情

ここからは、2025~2026年のトライアンフ スピードツイン1200/RS用「SP」と「CONICAL」を例に、選ぶ楽しさを具体的に見てみましょう。

紹介する2製品は、ラムダセンサー3個を備えたEuro 5+仕様車専用のレース用マフラーです。メーカーによる公道走行用の認証はありません。用途と車両仕様をご確認のうえでご検討ください。

SP:金属の表情を楽しむステンレスエンド

SP/ステンレスエンド仕様の装着例。金属の質感がつながるディテール。

写真は「SP」のステンレスエンド仕様。サイレンサーからエンドまで続く金属の表情と、ブロンズ色のZARDロゴプレートが目を引きます。エンジンや周辺パーツと素材感を合わせたい方は、車体全体でのまとまりに注目してみてください。

SP・ステンレスエンド仕様の商品詳細を見る

CONICAL:コニカル形状とカーボンの組み合わせ

CONICAL/カーボンエンド仕様の装着例。形状と異素材の組み合わせを楽しむ。

写真は「CONICAL」のカーボンエンド仕様。コニカル形状のボディと、黒いカーボンエンドの組み合わせが特徴です。金属を中心とした車体に異素材のアクセントを添えたい方に、見比べていただきたい組み合わせです。

「SP」「CONICAL」は、どちらもステンレス/カーボンのエンド設定があります。ここで掲載した写真は、形状に加えてエンド素材も異なる例です。ご注文の際は、ご希望の仕様と品番をご確認ください。

スピードツイン用ZARDの形状・エンド仕様を見比べる

メーカー公表値では、今回の「SP」「CONICAL」はともに重量3.8kg、純正マフラー比で2kgの軽量化。見た目とサウンドに加え、重量も確認できる選択肢です。数値はこの製品のもので、ZARD全製品に共通するものではありません。

長く気に入る一本を、愛車に合わせて選ぶ

ZARDを選ぶなら、まずは愛車の対応商品から、気になる装着写真を探してみてください。そのうえで、次の順に見比べると候補を絞りやすくなります。

  1. 車体全体の姿:マフラーの長さ、太さ、角度が、目指すスタイルに合うか。
  2. 素材と仕上げ:金属の質感でまとめるか、カーボンなどのアクセントを加えるか。
  3. サウンド:希望する製品と同じ仕様の音源を参考に、好みに合う音色か。
  4. 適合と使用条件:車種・年式・グレード・車両仕様に対応し、希望の用途に合う製品か。

認証や使用条件は商品ごとに異なります。海外の認証表記だけで日本での公道使用・車検適合を判断せず、不明な場合は購入前にご相談ください。価格・納期も、各商品ページの最新の案内をご確認ください。

迷う場合は、車種・年式・グレードと、気になる商品名や品番を添えて、商品ページからMotoPartsへお問い合わせください。現在のカスタム内容も、分かる範囲でお知らせください。

イタリアの感性で描き、技術で形にし、職人の手で仕上げる。そして音まで、自分の好みで選ぶ。次に愛車を振り返ったとき、今より少しうれしくなる。そんな一本を、ZARDから探してみませんか。

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投稿者プロフィール

スロー ハンド
スロー ハンド
バイク、車、音楽が大好きな、40歳間近のメンズです。
バイクは、ツーリングにはほとんど行かず、サーキットばかり行ってましたが、現在はお休み中・・・。
ギターがあればその他の娯楽は必要ない!と思えるほどのギター好き。